破滅の王(ラ・)デストラクションドラゴンを筆頭に、世界を揺るがす強大な力を持つ龍達。
その他に嵐龍(ランリュウ)ラ・ダンと雷鳴龍ラ・イジンがいる。
天災を操る三匹の巨龍は地上の人々、そして天界の者達にとっても大いなる畏怖の対象である。
最上位階級である「サー」の称号を持つ剣の邪神「ヴェイン」。
それを信仰する5大賢者である「スヴェイン」達の総称。
サー・スの領域である古代神殿「ヴェイン・スレイ」を根城としている彼らは、サー・スヴェインと呼ばれ、エネスギア人・ゾディアスタス人からも恐れられている。
別名「サー」と呼ばれる剣闘神。
聖殿の騎士神であった「ブレイダル」と同じ流派を勉学しその力をつけていったが、最終的に辿り着いた極地はブレイダルとは対であった。
ヴェインは、三大種族の出自ではなく、彼が何処から来たのか知る者は、聖殿剣の神「ブレイダル」のみとなっている。
地上で最も高貴な騎士に与えられる称号「ブレイダル」。
彼らは居城として善の騎士は「ブレイダル聖殿」・悪の騎士は「ブレイダル王殿」を持つ。
ブレイダル流派として世界に知られ、世界の中の騎士でも限られたものしかこの頂きには登れない。
八勇者である力の勇者の流派の流れを汲み、その武器は双剣と大剣、そして高度な召喚術や魔法を駆使するという。
ブレイダルには七つの流派があり、それぞれ善と悪の側面で別けられる。
紋章召喚の紋章にも刻まれる聖魔龍と悪魔龍。
彼らは強大な紋章の力で召喚契約した術者を守るという。
純粋な魔法龍を「デルエル」と呼び、
聖なる紋章の力で強化された聖魔龍を「アルカトシア」
魔なる紋章の力で強化された悪魔龍を「ヴァルデフ」と呼ぶ。
大いなる時の番人「ドラゴンレクイザード」の亡骸。
その亡骸の現存する場所は不明だが、その骨からは聖水が滾々とあふれ出し、その聖水は傷ついた全ての者を癒すとされる。
注ぐドラゴンの骨は、聖域に存在する。
時魔法を使えたとされる聖女アンリエッタ。
彼女は第一階級の天使の祝福を受けた聖女であった。
破滅渦巻くエネスギアの人の世界で常に光であろうとした彼女は、時を操ることで歴史の闇を払おうとしていた。
そんな彼女にはお付きの守護騎士であるフロリアがいたという。
仲間を信じ、仲間に重きを置いていた彼女だが、運命のいたずらにより仲間に裏切られ生涯を終える。
アンリエッタは生前から気持ちを寄せていたフロリアに言った。
「世界も何もかもを憎むべからず」と。
時の聖女の物語が終わった時、世界に渦巻く闇は再び時を経ていざなわれるのだった。
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