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GOE|大いなる災厄の宝珠
大いなる災厄の宝珠

「アヴェリスタ」「アヴィスタル」「エシュリテ」の三大宝珠の事。
三大宝珠は力を増幅する大いなる宝珠と言われ、この宝珠から多大な力を手に入れようと、多くの神が欲した。
主神アルスはこの宝珠を大厄災の源になるとし、封印していた。
神の大戦争の際に三大宝珠は各々奪い取られ、地上に新たなる脅威であった破滅獣を多く存在させる要因となったという。

禁断の力アヴェリスタ
アヴェリスタの多くは既に存在していた地上の生物達に取り付き、宿主とさせ大きな力を齎した。
アヴェリスタに意思はないが、この宝珠の欠片を体内に宿し、汚染された獣たちは、後の破滅獣へとなり世界を混乱におとしめた。
ギルギレイア人の中ではこの石の欠片である赤黒い禍々しい石は、災厄の石とされ、その存在が畏怖の対象になっている。
暴走する魔力の力は何人たりとも止めることはできない。
禁断の流星アヴィスタル
アヴィスタルは神界で大爆発を引き起こした。
この強大な力を秘めた宝珠は「アヴィスタルレイン」と呼ばれる流星のような形で、地上へと降り注ぐ。
その光は神秘的で、多くの物に感動を与えたが、その実は非常に危険なものだった。
「アヴィスタルレイン」を受けたものは、誰であれ高度に汚染され、力の支配を受ける事となった。
それは暴走する意志であり、暴走する力への渇望であった。
多くの破滅獣はこの降り注ぐ雨によって汚染され、力を求める狂乱の宿主となる。
彼らは、絶望も希望も感じられぬ体になり、今もこの地を彷徨っているだろう。
アヴェリスタと同様に、強大な力が地上を破滅へと導こうとしているのであった。
破滅の王のエシュリテ
破滅の王を生み出した超強大な魔力を秘めた宝珠。
エシュリテは神界に大いなる光と大いなる浄化を齎した強大な太陽であった。
太陽の力は絶大な魔力を持っており、神界の神々は厳重に管理していたのである。
しかし、自身の愛する者を失って絶望していた古龍の子供は、禁忌であるエシュリテの魔力に手を出した。
この魔力は暴走し、長い時を経て古龍の子供は破滅の王へと変貌する。